ヘッジファンドマネージャーのウォール街の日々
更新日:2011/03/31
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・ 目次,はじめに
概要
ウォール街の若きヘッジファンドマネージャーの波瀾万丈
の体験記!
エール大学アイスホッケーチームのキャプテンとしてチームをリーグ優勝に導き、全米プロ入りを目指すも果たせず、ウォール街で就職。折からのバブルで一時年収は数千万ドルに達するが、ファンド運用の失敗で解雇され、夢ははかなく消え去る。しかし、もともとまじめで堅実な仕事ぶりにより、30 歳を過ぎてから再起の道が開ける。厳しい環境のなかで成長していく日常を綴ったもので、ウォール街で働く若者たちの仕事ぶりが手に取るようにわかる貴重な体験記。これから就職する若者、やる気の出ない人、落ち込んでいる人たちに贈る、元気の出る一冊。
目次
はじめに
第1章波に乗る
第2章船出
第3章ジャングルへようこそ
第4章ドットコムバブル時代
第5章目覚め
第6章大物たちと羽ばたく
第7章ひとり立ち
第8章吸収
第9章世界の衝突
第10章ウォール街の追放者
第11章ベールを外す
第12章大動乱
エピローグ
著者紹介
キース・マッカロー(Keith McCullough)
コネティカット州ニューヘイヴンの独立系投資リサーチ会社「リサーチ・エッジ」の創業者、CEO。グローバルマクロストラテジストとして幅広く注目を集めている。ニューヨークでクレディ・スイスのアナリストを務めてからヘッジファンド業界に入り、合計10 年近くにわたりウォール街で働く。ドーソン・ハーマン・キャピタル・マネジメント、ファルコンヘンジ・パートナーズ(マッカロー自身がハリー・シュウェフェルと共同で設立)、マグネター・キャピタル、カーライル・ブルーウェーブ・パートナーズの4 社でヘッジファンドポートフォリオの運用に携わる。カナダ・オンタリオ州サンダーベイで、消防士の父と教師の母のもとで育つ。カナダ・ジュニアAホッケーを経てエール大学でプレイし、最終シーズンにはキャプテンとしてチームをアイビーリーグ王者に導く。1999 年に経済学の学位を取得してエール大学を卒業。本書が初の著書。
リッチ・ブレイク(Rich Blake)
かつては『トレーダー・マンスリー』誌の共同創刊者、編集主幹であり、全米雑誌賞の報道部門で最終選考まで進む。現在は、『インスティテューショナル・インベスター』誌の寄稿記者。ニューヨーク州バファロー出身。1997 年、セント・ボナヴェンチャー大学を卒業。本書のほかに2 冊のノンフィクションTalking Proud: Rediscovering the MagicalSeason of the 1980Buffalo Bills、The DayDonny Herbert Woke Up を刊行している。
訳者紹介
田沢 恭子(たざわ きょうこ)
お茶の水女子大学大学院人文科学研究科英文学専攻終了。大学で英語教育に携わるとともに翻訳に従事。訳書に『ニュー・エコノミクス』(一灯舎)ほか。