著者紹介
Neil Gregory
世界銀行グループ金融・民間セクター発展担当副総裁のアドバイザーである。彼の前職は、国際金融公社南アジア局のマネジャーである。中国の民間セクターの台頭や発展途上国への外国直接投資について著作があるほか、中国とインドの民間セクターの成長に関する講義を行っている。彼は、ケンブリッジ大学とオクスフォード大学で経済学の学位を取得しているほか、ジョージタウン大学でMBA を取得している。職歴では、最初にイギリス政府でエコノミストとして勤務し、1993 ~ 96 年にかけては世界銀行グループとIMF のイギリス理事のアドバイザーとして勤務した。
Stanley Nollen
ワシントンDC のジョージタウン大学マクドナー・スクール・オブ・ビジネスの国際ビジネスの教授である。彼の研究には、成長、知的所有権、インドIT 企業の輸出業績、新興市場経済企業の成功と失敗に関する研究が含まれている。出版物もあり、主な雑誌への投稿もある。彼は国際ビジネスと経済を教えており、ベルギー、チェコ共和国、クロアチア、インド、ベネズエラ・ボリバル共和国、ベトナムで調査プログラムや管理職教育コースを実施し、2 度フルブライト奨学生に選ばれている。博士号はシカゴ大学から取得している。
Stoyan Tenev
国際金融公社の独立評価グループのチーフ・エバリュエーション・オフィサーであり、マクロエバリュエーション部門を率いている。前職は国際金融公社の東アジア・パシフィック地域部門のチーフ・エコノミストである。彼の研究には、中国や東アジア諸国、移行経済、経済改革、民間セクターの発展、そしてコーポレート・ガバナンスに関する著書や記事が含まれる。博士号はメリーランド大学から取得している。
訳者紹介
村上 美智子(むらかみ みちこ)
東京大学文学部卒業。旧東京銀行、富士通総研経済研究所、国際協力銀行を経て、現在は(財)海外投融資情報財団。